空腹しのぎ

ツイッターに書くには長いなと思ったこと

Oops!

確か小学6年の夏休みの終わり。ハリウッド版リングがやっててクラスの子達はみんなで観に行ってた。僕はというとお袋(と姉が一緒にいたかは定かで無い)と一緒にオースティン・パワーズの三作目を一緒に観に行ってた。

 

下ネタがオープンな家族というわけではないので、今考えると正気の沙汰でない選択だったと思う。とりあえず映画いこう。コメディだしこれにしよう。的な感じだった。リング怖いし。

 

今になってオースティン・パワーズ三作目というかシリーズ全作を見ると、12歳のオギー少年にはわからないネタばかりだということがわかる。グイネス・パルトロウもOops!... I did it again.もチンコ以外のだいたいの下ネタも。でも面白かった覚えはある。あの映画はみんなキャラが立ってるしチンコもたまに勃ってる。もし下ネタをちゃんと理解してたら状況的に笑えてないとは思うけど。

 

お袋はどういう気持ちであの映画を見ていたんだろうか。

小学6年という多感な時期の息子を夏休みの最後に映画に連れて行ってやろうと。多感と言っても友達と遊ぶわけでもなく家にいるボンクラ息子を。

笑えてたんだろうか。チンコで。あと小ネタで。たぶんグイネス・パルトロウが誰なのか知らないと思うし。

 

今でも親に下ネタ映画の思い出話をするのはキツい。だから真相はお袋のみぞ知る。そもそも観たことすら忘れてると思う。忘れててくれ。

僕が親なら忘れられないくらい教育的によろしくない映画だったんだけどね。