空腹しのぎ

ツイッターに書くには長いなと思ったこと

あびる

スターウォーズ。10年半くらいぶりの新作。大々的に宣伝してたし、特集もされてたけど情報はできる限り遮断して公開に臨んだ。とにかく映画館で存分に楽しみたかったから。

 

いつも使う映画館では公開から数日はIMAX3Dのリクライニング付きのいい席がとにかく満席。平日の9時半からの回ですら。他の席はまばら。

そりゃ早く見たかったけど、いい席があるならいい席で見たい。だから少し日を遅らせた。

 

見た。ずっと待ってたワクワクがスクリーンとスピーカーから飛び出してくる。3Dだから飛び出して見えるけど本当は飛び出してない。でもそれだけ魅力があってスクリーンには収まらないような、という比喩で飛び出してくるという表現を使ったということを比喩を理解できない人向けに記しておく。ついでにスクリーンに収まらないというのも比喩だ。

 

とにかくいろんな場面で鳥肌が立って、うおーとか、わーとか叫んでリアクションを取りたくなった。こんなに興奮したのはいつ以来だろうかと思う。

リクライニング付きの席で半ば身動きをとれない姿勢。それがとにかく幸せだった。浴びせられる快感から逃げられないかのような状態。こんな幸せがあるだろうか。上映中にそう思った。

 

身動きをとれない状態。快感を浴びる。この2つのワードだけで僕の出来の悪い頭は至極陳腐な発想をする。

そういった強制的に快感を与える類の成人向けの映像作品やイラストのことだ。

もともとそういうジャンルはちょっとよくわからなかったけど何かヒントを得たような、そういうジャンルを理解するのに一つ近づくような体験をした気がする。

もっとも快感を与えられる側としてだけど。


 上映が終わって車に戻ったけど、エンジンを掛ける気にならなかった。映画のことについて頭を整理したかった。でもとにかく興奮がすごくてそれどころでは無かった。もしかしたらアヘ顔をしていたかもしれない。

少し落ち着いた時、エピソードⅨを見るまでは死ねないなと思った。もし何かしら病気や事故に遭って、僕が死ぬ前に三部作が完結しなかったら。そう思ったら急に息が苦しくなった。

 

死に対して恐怖を覚えたのは小学校の高学年の頃だと思う。自分の死後、この世の楽しみを享受できないことが恐ろしかった。自分のことを覚えている人がいずれいなくなることも。

いつの間にかその恐怖は「考えないようにする」という技で克服することが出来たし、今までもそうしてきた。

 

ただ、少しその恐怖が顔を覗かせてきたなと。まだ僕は25歳だ。でも死の危険は至る所に転がってることもわかってる。

とりあえず、この問題に向き合えるようになるまでは考えない方針でいかないとダメらしい。

 

 

スターウォーズ見て快感を浴びてる様がそういうAVみてーだなと思って書き始めたけど、何故か死の恐怖に触れて終わることに。

 

おわりに

セブン-イレブンスターウォーズ卓上カレンダーの1月がこれ。2016年幸先悪そう。

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 メリークリスマスアンドハッピーニューイヤーアンド携帯Nexus6Pに変えました。デカい